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SK BiopharmaceuticalsとArvelle Therapeuticsが欧州でのCenobamate開発・商品化合意を発表

Arvelle Therapeutics
2019-02-15 15:07 1264

【京畿道(韓国)2019年2月14日PR Newswire=共同通信JBN】

*Arvelle TherapeuticsがSK Biopharmaceuticalsが開発した抗てんかん治験薬Cenobamate(セノバメート)の欧州での開発・商品化の権利を獲得

*SK Biopharmaceuticalsは1億ドルの前払い金を受け取り、最大4億3000万ドルの目標達成報奨金支払いの対象となる

*Arvelle TherapeuticsはNovaQuest Capital Management、Life Science Partners、BRV Capital Management、Andera Partners、H.I.G. BioHealth Partnersから成る国際投資シンジケートの資金提供を受ける

SK BiopharmaceuticalsとArvelle Therapeutics GmbHは14日、Arvelleが欧州でCenobamate(セノバメート)を開発・商品化する独占ライセンス契約を結んだと発表した。Cenobamateは成人患者の部分発作用治療薬候補となる新規の小分子抗てんかん治験薬である。契約に基づき、欧州での純売上高にかかるライセンス料に加え、SK Biopharmaceuticalsは1億ドルの前払い金を受け取り、一定の規制上と商業的な目標達成時に最大4億3000万ドルを受け取る資格を得る。また同社はArvelleのかなりの株式を取得するオプションを獲得し、欧州以外の全領域での商権を維持する。CenobamateはSK Biopharmaceuticalsが発見し、発端から米食品医薬品局(FDA)による新薬承認申請(NDA)の受理まで開発した。

SK Biopharmaceuticals社長兼最高経営責任者(CEO)のジョン・ウーチョー博士は「Arvelleとのライセンス契約を結んで非常に喜んでいる。成人の部分発作の新治療オプションとしてのCenobamateの世界的な可能性に重要な確認を与えるものだからだ。Arvelleはその経験豊富な首脳陣と中枢神経系疾患への注力により、当社の薬剤の欧州での開発と商品化を進める理想的なパートナーである」と語った。

Arvelle Therapeuticsは新たに創設された企業で、NovaQuest、LSP、BRV Capital Management、Andera Partners、H.I.G. BioHealth Partnersから成る投資家の国際シンジケートから欧州に重点を置くバイオ医薬品企業に対するものとしては最大級の新規資金供給コミットメントを受けた。マーク・アルトマイヤー氏がArvelleの社長兼CEOに任命された。アルトマイヤー氏はバイオ医薬品業界での30年以上の経験をArvelleに持ち込む。アルトマイヤー氏はOtsuka America Pharmaceutical, Inc.(大塚アメリカファーマシューティカル)社長兼CEOとして、Abilify(R)(エビリファイ)を何十億ドルもの商品に成長させるのを統括した。最近ではAxovant Sciencesの社長兼最高商務責任者(CCO)を務め、その前はブリストル・マイヤーズスクイブ社の神経科学事業部門を率いた。アルトマイヤー氏には、中枢神経系(CNS)治療薬の開発と国際商品化の広い経験があるAxovantの有能な同僚チームが合流する。ArvelleはSK Biopharmaceuticalsの国際臨床試験プログラムで集めたデータに基づき、成人患者の部分発作用にCenobamateの販売承認申請(MAA)を提出する方針である。

アルトマイヤー氏は「深刻な神経疾患の患者に真に革新的なCNS商品をもたらすためにわれわれはArvelleを起業した。Cenobamateは申し分のない最初の開発商品だ。臨床試験のデータとFDAのNDA申請受理からみて、cenovamateは部分発作の成人患者用の重要な抗てんかん薬治療オプションになる可能性があると考える。当社の投資家の支援と擁護に感謝しており、欧州市場での当社の可能性を強く信じている」と述べた。

LSPマネージングパートナーのマーティン・クライウェグト氏は「この新事業でArvelleの有能なチームに投資することで非常に興奮している。SK BiopharmaceuticalsはCenobamateの発見と開発ですばらしい仕事をした。ArvelleはCenobamateの欧州連合(EU)承認を取得し、最終的に欧州の患者に提供するのに最適の企業だと信じている」と語った。

▽Cenobamateについて

Cenobamate(YKP3089)はSK BiopharmaceuticalsとSK life scienceが発見し、成人患者の部分発作(「焦点発作」とも呼ばれる)の治療薬としての可能性が研究されている。Cenobamateの作用機序は完全には分かっていないが、2つの別個のメカニズムで作用すると考えられている。GABA-A受容体の調節による阻害電流の増強と、持続性ナトリウム電流の阻害による興奮性電流の減少である。

部分発作の成人患者に対する世界的な試験がCenobamateの安全性を評価するために実施されている。成人患者の他の形のてんかんに対するCenobamateの安全性と有効性を調べる臨床試験も行われている。

米食品医薬品局(FDA)は2019年2月、成人の部分発作用に可能性のある治療薬としてCenobamateの新薬承認申請を受理した。

CenobamateはFDA、欧州医薬品庁(EMA)、その他どこの規制当局の承認も得ていない。安全性と有効性はまだ確立していない。

▽SK Biopharmaceuticalsについて
SK Biopharmaceuticalsは中枢神経系(CNS)疾患とがんの治療薬の研究と開発に専念している。SK BiopharmaceuticalsはSK Holdingsの子会社である。

SK Holdingsは医薬品・生命科学、エネルギー・化学、情報・通信、半導体など多様な事業分野で競争力のある多くの子会社に長期投資を実施することで、資産価値を拡大し続けている。さらに、新たな将来の成長事業に投資して企業価値を高めつつ、財務的安定に基づく収益力のある実際的な経営による成長基盤の強化を重視している。詳細はhttp://hc.sk.co.kr/en/ を参照。

SK Biopharmaceuticalsは現在、韓国京畿道板橋の同社研究センターで革新的な新薬開発の基礎研究を実施している。また、米国ニュージャージー州フェアローンの米国子会社SK Life Scienceを通じて世界的な臨床開発とダイレクトマーケティングを進めている。

SK Biopharmaceuticalsはてんかん、睡眠障害、注意欠陥多動性障害などCNS疾患の治療薬開発で8種の化合物を研究中である。同社が商品化を計画している最初の製品Cenobamate (YKP3089)は成人患者の部分発作の治療薬候補である治験化合物である。成人患者の部分発作治療薬候補としてのCenobamateの新薬承認申請(NDA)は米食品医薬品局(FDA)が審査中である。詳細は次のSK Biopharmaceuticalsウェブサイトを参照: www.skbp.com/eng

▽Arvelle Therapeuticsについて
Arvelle Therapeuticsは中枢神経系(CNS)疾患患者に革新的なソリューションをもたらすことを使命とするバイオ医薬品企業である。Arvelleはてんかんの治験薬Cenobamateの欧州市場での開発と商品化の責任を負っている。同社はスイスに本社があり、NovaQuest Capital Management、LSP、BRV Capital Management、Andera Partners、H.I.G. BioHealth Partnersから成る国際シンジケートから欧州に重点を置くバイオ医薬品企業に対するものとしては最大級の新規資金供給コミットメントを受けた。詳細はwww.Arvelletx.com を参照。

▽メディア問い合わせ先
skbp_pr@naver.com

ソース:SK Biopharmaceuticals

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ソース: SK Biopharmaceuticals
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