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ムスリム世界連盟事務局長がニュージーランドの礼拝者襲撃を非難

Muslim World League
2019-03-18 18:58 1286

【メッカ(サウジアラビア)2019年3月18日PR Newswire=共同通信JBN】ムスリム世界連盟(Muslim World League)の事務局長、ムスリム学者世界機構(World Organization of Muslim Scholars)理事会議長のムハンマド・ビン・アブドルカリム・アリッサ博士は以下の声明を発表する。

ムスリム世界連盟は数十人の罪のない礼拝者の命を奪い他の多くの人に重傷を負わせたニュージーランドのモスク襲撃を非難する。ムスリム世界連盟はまた、犠牲者の家族、友人と共同体に深い悲しみと弔意を表明する。

信仰者に対するテロリストの攻撃は扇動と憎悪の最も非人道的で悪辣な形態だ。この過激派テロリストの行動の野蛮さ、憎悪と悪意はアルカイダやイスラム国の暴力行為と同等だ。

このような悪を前にして、世界の共同体はただ愛と調和と平和の価値をもってのみ答えることができる。

過激主義の惨禍とイスラム嫌悪に対処するため、われわれは世界中の政府と信仰組織が宗教的な寛容と理解を勇気づけ、全ての宗教または民族に向けられるあらゆるタイプの憎悪を含む、扇動と憎悪の全ての形式を阻止するためにともに努力する必要がある。

われわれの若い世代の中に人道的、道徳的価値を育成しようとする予防的な行動がなければ、われわれは暴力の連鎖をより深めるリスクがある。ムスリム世界連盟はより大きな理解と寛容を促進するイニシアチブを作りだすために、多宗教に対応した団体とともに活動する努力を拡大するよう務める方針である。

ムスリム世界連盟はアリッサ博士の代理として弔意を表明し、被害に遭った家族と共同体に支援を提供するために代表団をニュージーランドに派遣する計画だ。

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ソース: Muslim World League